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「キリストの恵みで成長する22−御霊の人として」

- 2017年2月5日 -

講師:水野 明廣 師
聖書箇所 ガラテヤ 6:1

「兄弟たちよ。もしだれかがあやまちに陥ったなら、御霊の人であるあなたがたは、柔和な心でその人を正してあげなさい。また、自分自身も誘惑に陥らないように気をつけなさい。」

 恵みに成長するとは、私たちの価値観や物差しを捨てないと分からないことです。ダビデは主の恵みを味わい知れと言っていますが、私たちは自分の知性によってだけではこの事は理解しきることが出来ないと思います。

 パウロはエペソ4:16の中で、成長して欲しいと書いています。神様が私たちに対して願っていることは、私たちが堂々巡りの中に生きるのではなく、成長することなんです。私たちの外側は年を取っていきますね。しかし、聖書は私たちの内側は日ごとに新しくなると書かれていますね。私は、若い頃には自分一人で全てをやろうとして、ちっとも人に頼ろうとはしませんでした。でも、年をとってくるにつれ、段々人に頼らないとやっていけない自分になっていきました。でも、助けてと言い、助けられていく中で、人々と組み合わされているという事を実感して嬉しくなっているんです。

 クリスチャンが本当に成長していくためには大切なことは、重荷があった時に負いあえる、あるいは自分が間違っていた時に正してくれる人がいること、つまり人と結び合わされて行くことが必要です。これは聖霊様の助けがなければ出来ないことです。私たちが成長していくためには一人ぼっちではダメなんです。私の信仰生活の中で、今日まで私がやって来れたのは、柔和な心で私を正してくれる兄弟姉妹、先生方がいたからだと思っています。

 私が学生の時、私は早く家を出たいと思っていたんです。それで高校生の時に東京と大阪の大学を受けて、家を出ようと思っていたんです。そうしたら、当時私の家の近くに住んでいた宣教師がその事を聞いて私に、「逃げるの?」と言うんですよ。私の背後にあった良くない動機を良く見抜いておられたんですね。それで私も自分自身を省みて、動機が良くない事を認めて名古屋の学校に進学したんです。次に、私が献身してカナダの聖書学校に行き、学校を出てカナダの小さな教会に赴任した時もこの先生は私に手紙で、「あなたは日本に帰るべきなのに、自分のことだけしか考えないでカナダに残っいる」と言うんですよ。これもまた、その通り。それで私は自分の間違いを素直に認めて日本に帰ってきたんです。それからも色々な先生方が私を正してくださり、それで私は今、ここに立っているんです。もし、あの方々がいなかったら私はここに居ないと思います。
 
 私たちは何もしなくても年を重ねていきます。でも、もし私たちが御言葉に合わせないでいるなら、いつまでたっても成長せずに淀んで行ってしまいます。私たちは御言葉に私たち自身を合わせて、成長する者であり続ける必要があります。世の中はどんどん暗い方へと進んで行って、大変な状況になっていっています。しかし、私たちは世に流されるのではなく、今こそ御霊に満たされて、御言葉に合わせていきたいと思います。そのために大切なことが、柔和な心を持つことです。

 私たちは教えようとするとき、どうしても自分の方が分かっているとか、見下してみるようになってしまう。聖書は他人を自分よりも偉いと思って接しなさいとかいてありますね(ピリピ 2:3)。これは特に親子関係の中では顕著ですね。イエス様はご自分のことを謙遜で柔和な者と仰いました。だからイエス様はスカルの町に行かれたとき、サマリヤの女に「水を飲ませてください」お願いされました。イエス様は彼女を一個人として慈しみ、憐れみそ表されました。イエス様はあのザアカイにも、「あなたの家に泊まりたい」と言いましたね。ザアカイは驚いたとかいてあります。

 ある先生が私に、「柔和」という言葉の言語の意味は、オリーブの実を砕いて絞る、そういう表現から生まれた言葉だって教えてくれました。だから、私たちが柔和になるためには試練とか問題とかをたくさん経験する必要があるみたいですね。私たちはもっとへりくだらせてと祈り求めることが必要です。そうして初めて、キリストの柔和さを持って人を正す事ができます。そうでないと私たちはすぐに他人の弱さと問題ばかりを見て、批判してしまいます。

●あなたがたは、髪を編んだり、金の飾りをつけたり、着物を着飾るような外面的なものでなく、むしろ、柔和で穏やかな霊という朽ちることのないものを持つ、心の中の隠れた人がらを飾りにしなさい。これこそ、神の御前に価値あるものです。(I ペテロ 3:3-4)

 わしたちは主にすがって、ますます成長を求めて、成長する者となって行こうではありませんか。私たちはもっともっと、キリストの似姿に帰られていく方を求めて、選んでいきたいと思います。穏やかさと柔和さがクリスチャンライフのトレードマークとなっていきますように。今まで以上に聖霊様を意識し、聖霊様に導かれて歩むことができますように。

2017年2月9日更新

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