ローマ人への手紙 12章

目次  第11章  第13章

12 1 そういうわけですから、兄弟たち。私は、神のあわれみのゆえに、あなたがたにお願いします。あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。
12 2 この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。
12 3 私は、自分に与えられた恵みによって、あなたがたひとりひとりに言います。だれでも、思うべき限度を越えて思い上がってはいけません。いや、むしろ、神がおのおのに分け与えてくださった信仰の量りに応じて、慎み深い考え方をしなさい。
12 4 一つのからだには多くの器官があって、すべての器官が同じ働きはしないのと同じように、
12 5 大ぜいいる私たちも、キリストにあって一つのからだであり、ひとりひとり互いに器官なのです。
12 6 私たちは、与えられた恵みに従って、異なった賜物を持っているので、もしそれが預言であれば、その信仰に応じて預言しなさい。
12 7 奉仕であれば奉仕し、教える人であれば教えなさい。
12 8 勧めをする人であれば勧め、分け与える人は惜しまずに分け与え、指導する人は熱心に指導し、慈善を行なう人は喜んでそれをしなさい。
12 9 愛には偽りがあってはなりません。悪を憎み、善に親しみなさい。
12 10 兄弟愛をもって心から互いに愛し合い、尊敬をもって互いに人を自分よりまさっていると思いなさい。
12 11 勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えなさい。
12 12 望みを抱いて喜び、患難に耐え、絶えず祈りに励みなさい。
12 13 聖徒の入用に協力し、旅人をもてなしなさい。
12 14 あなたがたを迫害する者を祝福しなさい。祝福すべきであって、のろってはいけません。
12 15 喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい。
12 16 互いに一つ心になり、高ぶった思いを持たず、かえって身分の低い者に順応しなさい。自分こそ知者だなどと思ってはいけません。
12 17 だれに対してでも、悪に悪を報いることをせず、すべての人が良いと思うことを図りなさい。
12 18 あなたがたは、自分に関する限り、すべての人と平和を保ちなさい。
12 19 愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、と主は言われる。」
12 20 もしあなたの敵が飢えたなら、彼に食べさせなさい。渇いたなら、飲ませなさい。そうすることによって、あなたは彼の頭に燃える炭火を積むことになるのです。
12 21 悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。

第13章