詩篇 94篇

目次  第93篇  第95篇

94 1 復讐の神、主よ。復讐の神よ。光を放ってください。
94 2 地をさばく方よ。立ち上がってください。高ぶる者に報復してください。
94 3 主よ。悪者どもはいつまで、いつまで、悪者どもは、勝ち誇るのでしょう。
94 4 彼らは放言し、横柄に語り、不法を行なう者はみな自慢します。
94 5 主よ。彼らはあなたの民を打ち砕き、あなたのものである民を悩まします。
94 6 彼らは、やもめや在留異国人を殺し、みなしごたちを打ち殺します。
94 7 こうして彼らは言っています。「主は見ることはない。ヤコブの神は気づかない。」
94 8 気づけ。民のうちのまぬけ者ども。愚か者ども。おまえらは、いつになったら、わかるのか。
94 9 耳を植えつけられた方が、お聞きにならないだろうか。目を造られた方が、ご覧にならないだろうか。
94 10 国々を戒める方が、お責めにならないだろうか。人に知識を教えるその方が。
94 11 主は、人の思い計ることがいかにむなしいかを、知っておられる。
94 12 主よ。なんと幸いなことでしょう。あなたに、戒められ、あなたのみおしえを教えられる、その人は。
94 13 わざわいの日に、あなたがその人に平安を賜わるからです。その間に、悪者のためには穴が掘られます。
94 14 まことに、主は、ご自分の民を見放さず、ご自分のものである民を、お見捨てになりません。
94 15 さばきは再び義に戻り、心の直ぐな人はみな、これに従うでしょう。
94 16 だれが、私のために、悪を行なう者に向かって立ち上がるのでしょうか。だれが、私のために、不法を行なう者に向かって堅く立つのでしょうか。
94 17 もしも主が私の助けでなかったなら、私のたましいはただちに沈黙のうちに住んだことでしょう。
94 18 もしも私が、「私の足はよろけています。」と言ったとすれば、主よ、あなたの恵みが私をささえてくださいますように。
94 19 私のうちで、思い煩いが増すときに、あなたの慰めが、私のたましいを喜ばしてくださいますように。
94 20 おきてにしたがって悪をたくらむ破滅の法廷が、あなたを仲間に加えるでしょうか。
94 21 彼らは、正しい者のいのちを求めて共に集まり、罪に定めて、罪を犯さない人の血を流します。
94 22 しかし主は、わがとりでとなり、わが神は、わが避け所の岩となられました。
94 23 主は彼らの不義をその身に返し、彼らの悪のゆえに、彼らを滅ぼされます。われらの神、主が、彼らを滅ぼされます。

第95篇