箴言 20章

目次  第19章  第21章

20 1 ぶどう酒は、あざける者。強い酒は、騒ぐ者。これに惑わされる者は、みな知恵がない。
20 2 王の恐ろしさは若い獅子がうなるようだ。彼を怒らせる者は自分のいのちを失う。
20 3 争いを避けることは人の誉れ、愚か者はみな争いを引き起こす。
20 4 なまけ者は冬には耕さない。それゆえ、刈り入れ時に求めても、何もない。
20 5 人の心にあるはかりごとは深い水、英知のある人はこれを汲み出す。
20 6 多くの人は自分の親切を吹聴する。しかし、だれが忠実な人を見つけえよう。
20 7 正しい人が潔白な生活をするときに、彼の子孫はなんと幸いなことだろう。
20 8 さばきの座に着く王は、自分の目ですべての悪をふるい分ける。
20 9 だれが、「私は自分の心をきよめた。私は罪からきよめられた。」と言うことができよう。
20 10 異なる二種類のおもり、異なる二種類の枡、そのどちらも主に忌みきらわれる。
20 11 幼子でさえ、何かするとき、その行ないが純粋なのかどうか、正しいのかどうかを明らかにする。
20 12 聞く耳と、見る目とは、二つとも主が造られたもの。
20 13 眠りを愛してはいけない。さもないと貧しくなる。目を開け。そうすればパンに飽き足りる。
20 14 買う者は「悪い、悪い。」と言うが、買ってしまえば、それを自慢する。
20 15 金があり、多くの真珠があっても、知識のくちびるが宝の器。
20 16 他国人の保証人となるときは、その者の着物を取れ。見知らぬ女のためにも、着物を抵当に取れ。
20 17 だまし取ったパンはうまい。しかし、後にはその口はじゃりでいっぱいになる。
20 18 相談して計画を整え、すぐれた指揮のもとに戦いを交えよ。
20 19 歩き回って人を中傷する者は秘密を漏らす。くちびるを開く者とは交わるな。
20 20 自分の父や母をのろう者、そのともしびは、やみが近づくと消える。
20 21 初めに急に得た相続財産は、終わりには祝福されない。
20 22 「悪に報いてやろう。」と言ってはならない。主を待ち望め。主があなたを救われる。
20 23 異なる二種類のおもりは主に忌みきらわれる。欺きのはかりはよくない。
20 24 人の歩みは主によって定められる。人間はどうして自分の道を理解できようか。
20 25 軽々しく、聖なるささげ物をすると言い、誓願を立てて後に、それを考え直す者は、わなにかかっている人だ。
20 26 知恵のある王は悪者どもをふるいにかけ、彼らの上で車輪を引き回す。
20 27 人間の息は主のともしび、腹の底まで探り出す。
20 28 恵みとまこととは王を守る。彼は恵みによって王位をささえる。
20 29 若い男の光栄は彼らの力。年寄りの飾りはそのしらが。
20 30 打って傷つけるのは悪を洗い落とすため。腹の底まで打ちたたけ。

第21章