箴言 19章

目次  第18章  第20章

19 1 貧しくても、誠実に歩む者は、曲がったことを言う愚かな者にまさる。
19 2 熱心だけで知識のないのはよくない。急ぎ足の者はつまずく。
19 3 人は自分の愚かさによってその生活を滅ぼす。しかもその心は主に向かって激しく怒る。
19 4 財産は多くの友を増し加え、寄るべのない者は、その友からも引き離される。
19 5 偽りの証人は罰を免れない。まやかしを吹聴する者も、のがれられない。
19 6 高貴な人の好意を求める者は多く、だれでも贈り物をしてくれる人の友となる。
19 7 貧しい者は自分の兄弟たちみなから憎まれる。彼の友人が彼から遠ざかるのは、なおさらのこと。彼がことばをもって追い求めても、彼らはいない。
19 8 思慮を得る者は自分自身を愛する者、英知を保つ者は幸いを見つける。
19 9 偽りの証人は罰を免れない。まやかしを吹聴する者は滅びる。
19 10 愚かな者にぜいたくな暮らしはふさわしくない。奴隷が主人を支配するのは、なおさらのこと。
19 11 人に思慮があれば、怒りをおそくする。その人の光栄は、そむきを赦すことである。
19 12 王の激しい怒りは若い獅子がうなるよう。しかし、その恵みは草の上に置く露のよう。
19 13 愚かな息子は父のわざわい。妻のいさかいは、したたり続ける雨漏り。
19 14 家と財産とは先祖から受け継ぐもの。思慮深い妻は主からのもの。
19 15 怠惰は人を深い眠りに陥らせ、なまけ者は飢える。
19 16 命令を守る者は自分のいのちを保ち、自分の道をさげすむ者は死ぬ。
19 17 寄るべのない者に施しをするのは、主に貸すことだ。主がその善行に報いてくださる。
19 18 望みのあるうちに、自分の子を懲らしめよ。しかし、殺す気を起こしてはならない。
19 19 激しく憤る者は罰を受ける。たとい彼を救い出しても、ただ、これをくり返さなければならない。
19 20 忠告を聞き、訓戒を受け入れよ。そうすれば、あなたはあとで知恵を得よう。
19 21 人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成る。
19 22 人の望むものは、人の変わらぬ愛である。貧しい人は、まやかしを言う者にまさる。
19 23 主を恐れるなら、いのちに至る。満ち足りて住み、わざわいに会わない。
19 24 なまけ者は手を皿に差し入れても、それを口に持っていこうとしない。
19 25 あざける者を打て。そうすれば、わきまえのない者は利口になる。悟りのある者を責めよ。そうすれば、彼は知識をわきまえる。
19 26 父に乱暴し、母を追い出す者は、恥を見、はずかしめを受ける子である。
19 27 わが子よ。訓戒を聞くのをやめてみよ。そうすれば、知識のことばから迷い出る。
19 28 よこしまな証人は、さばきをあざけり、悪者の口は、わざわいをのみこむ。
19 29 さばきはあざける者のために準備され、むち打ちは愚かな者の背のために準備されている。

第20章