箴言 16章

目次  第15章  第17章

16 1 人は心に計画を持つ。主はその舌に答えを下さる。
16 2 人は自分の行ないがことごとく純粋だと思う。しかし主は人のたましいの値うちをはかられる。
16 3 あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない。
16 4 主はすべてのものを、ご自分の目的のために造り、悪者さえもわざわいの日のために造られた。
16 5 主はすべて心おごる者を忌みきらわれる。確かに、この者は罰を免れない。
16 6 恵みとまことによって、咎は贖われる。主を恐れることによって、人は悪を離れる。
16 7 主は、人の行ないを喜ぶとき、その人の敵をも、その人と和らがせる。
16 8 正義によって得たわずかなものは、不正によって得た多くの収穫にまさる。
16 9 人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。
16 10 王のくちびるには神の宣告がある。さばくときに、その口に誤りがない。
16 11 正しいてんびんとはかりとは、主のもの。袋の中の重り石もみな、主が造られたもの。
16 12 悪を行なうことは王たちの忌みきらうこと。王座は義によって堅く立つからだ。
16 13 正しいことばは王たちの喜び。まっすぐに語る者は愛される。
16 14 王の憤りは死の使者である。しかし知恵のある人はそれをなだめる。
16 15 王の顔の光にはいのちがある。彼のいつくしみは後の雨をもたらす雲のようだ。
16 16 知恵を得ることは、黄金を得るよりはるかにまさる。悟りを得ることは銀を得るよりも望ましい。
16 17 直ぐな者の大路は悪から離れている。自分のいのちを守る者は自分の道を監視する。
16 18 高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ。
16 19 へりくだって貧しい者とともにいるのは、高ぶる者とともにいて、分捕り物を分けるのにまさる。
16 20 みことばに心を留める者は幸いを見つける。主に拠り頼む者は幸いである。
16 21 心に知恵のある者は悟りのある者ととなえられ、その快いことばは理解を増し加える。
16 22 思慮を持つ者にはいのちが泉となり、愚か者には愚かさが懲らしめとなる。
16 23 知恵のある者の心はその口をさとし、そのことばに理解を増し加える。
16 24 親切なことばは蜂蜜、たましいに甘く、骨を健やかにする。
16 25 人の目にはまっすぐに見える道がある。その道の終わりは死の道である。
16 26 働く者は食欲のために働く。その口が彼を駆り立てるからだ。
16 27 よこしまな者は悪をたくらむ。その言うことは焼き尽くす火のようだ。
16 28 ねじれ者は争いを巻き起こし、陰口をたたく者は親しい友を離れさせる。
16 29 暴虐の者は自分の隣人を惑わし、良くない道へ導く。
16 30 目くばせする者はねじれごとをたくらみ、くちびるをすぼめている者は悪を成し遂げた者だ。
16 31 しらがは光栄の冠、それは正義の道に見いだされる。
16 32 怒りをおそくする者は勇士にまさり、自分の心を治める者は町を攻め取る者にまさる。
16 33 くじは、ひざに投げられるが、そのすべての決定は、主から来る。

第17章