箴言 14章

目次  第13章  第15章

14 1 知恵のある女は自分の家を建て、愚かな女は自分の手でこれをこわす。
14 2 まっすぐに歩む者は、主を恐れ、曲がって歩む者は、主をさげすむ。
14 3 愚か者の口には誇りの若枝がある。知恵のある者のくちびるは身を守る。
14 4 牛がいなければ飼葉おけはきれいだ。しかし牛の力によって収穫は多くなる。
14 5 真実な証人はまやかしを言わない。偽りの証人はまやかしを吹聴する。
14 6 あざける者は知恵を捜しても得られない。しかし悟りのある者はたやすく知識を得る。
14 7 愚かな者の前を離れ去れ。知識のことばはそこにはない。
14 8 利口な者は自分の知恵で自分の道をわきまえ、愚かな者は自分の愚かさで自分を欺く。
14 9 罪過のためのいけにえは愚か者をあざけり、正しい者の間には恩恵がある。
14 10 心がその人自身の苦しみを知っている。その喜びにもほかの者はあずからない。
14 11 悪者の家は滅ぼされ、正しい者の天幕は栄える。
14 12 人の目にはまっすぐに見える道がある。その道の終わりは死の道である。
14 13 笑うときにも心は痛み、終わりには喜びが悲しみとなる。
14 14 心の堕落している者は自分の道に甘んじる。善良な人は彼から離れる。
14 15 わきまえのない者は何でも言われたことを信じ、利口な者は自分の歩みをわきまえる。
14 16 知恵のある者は用心深くて悪を避け、愚かな者は怒りやすくて自信が強い。
14 17 短気な者は愚かなことをする。悪をたくらむ者は憎まれる。
14 18 わきまえのない者は愚かさを受け継ぎ、利口な者は知識の冠をかぶる。
14 19 悪人はよい人の前で、悪者は正しい人の門のところで身をかがめる。
14 20 貧しい者はその隣人にさえ憎まれるが、富む者を愛する人は多い。
14 21 自分の隣人をさげすむ人は罪人。貧しい者をあわれむ人は幸いだ。
14 22 悪をたくらむ者は迷い出るではないか。善を計る者には恵みとまことがある。
14 23 すべての勤労には利益がある。おしゃべりは欠損を招くだけだ。
14 24 知恵のある者の冠はその知恵。愚かな者のかぶり物はその愚かさ。
14 25 誠実な証人は人のいのちを救い出す。欺く者はまやかしを吹聴する。
14 26 力強い信頼は主を恐れることにあり、子たちの避け所となる。
14 27 主を恐れることはいのちの泉、死のわなからのがれさせる。
14 28 民の多いことは王の栄え。民がなくなれば君主は滅びる。
14 29 怒りをおそくする者は英知を増し、気の短い者は愚かさを増す。
14 30 穏やかな心は、からだのいのち。激しい思いは骨をむしばむ。
14 31 寄るべのない者をしいたげる者は自分の造り主をそしり、貧しい者をあわれむ者は造り主を敬う。
14 32 悪者は自分の悪によって打ち倒され、正しい者は、自分の死の中にものがれ場がある。
14 33 知恵は悟りのある者の心にいこう。愚かな者の間でもそれは知られている。
14 34 正義は国を高め、罪は国民をはずかしめる。
14 35 思慮深いしもべは王の好意を受け、恥知らずの者は王の激しい怒りに会う。

第15章