箴言 12章

目次  第11章  第13章

12 1 訓戒を愛する人は知識を愛する。叱責を憎む者はまぬけ者だ。
12 2 善人は主から恵みをいただき、悪をたくらむ者は罰を受ける。
12 3 人は悪をもって身を堅く立てることはできず、正しい人の根はゆるがない。
12 4 しっかりした妻は夫の冠。恥をもたらす妻は、夫の骨の中の腐れのようだ。
12 5 正しい人の計画することは公正で、悪者の指導には欺きがある。
12 6 悪者のことばは血に飢えている。しかし正しい者の口は彼らを救い出す。
12 7 悪者はくつがえされて、いなくなる。しかし正しい者の家は立ち続ける。
12 8 人はその思慮深さによってほめられ、心のねじけた者はさげすまれる。
12 9 身分の低い人で職を持っている者は、高ぶっている人で食に乏しい者にまさる。
12 10 正しい者は、自分の家畜のいのちに気を配る。悪者のあわれみは、残忍である。
12 11 自分の畑を耕す者は食糧に飽き足り、むなしいものを追い求める者は思慮に欠ける。
12 12 悪者は、悪の網を張るのを好み、正しい者の根は、芽を出す。
12 13 悪人はくちびるでそむきの罪を犯して、わなにかかる。しかし正しい者は苦しみを免れる。
12 14 人はその口の実によって良いものに満ち足りる。人の手の働きはその人に報いを与える。
12 15 愚か者は自分の道を正しいと思う。しかし知恵のある者は忠告を聞き入れる。
12 16 愚か者は自分の怒りをすぐ現わす。利口な者ははずかしめを受けても黙っている。
12 17 真実の申し立てをする人は正しいことを告げ、偽りの証人は欺き事を告げる。
12 18 軽率に話して人を剣で刺すような者がいる。しかし知恵のある人の舌は人をいやす。
12 19 真実のくちびるはいつまでも堅く立つ。偽りの舌はまばたきの間だけ。
12 20 悪をたくらむ者の心には欺きがあり、平和を図る人には喜びがある。
12 21 正しい者は何の災害にも会わない。悪者はわざわいで満たされる。
12 22 偽りのくちびるは主に忌みきらわれる。真実を行なう者は主に喜ばれる。
12 23 利口な者は知識を隠し、愚かな者は自分の愚かさを言いふらす。
12 24 勤勉な者の手は支配する。無精者は苦役に服する。
12 25 心に不安のある人は沈み、親切なことばは人を喜ばす。
12 26 正しい者はその友を探り出し、悪者の道は彼らを迷わせる。
12 27 無精者は獲物を捕えない。しかし勤勉な人は多くの尊い人を捕える。
12 28 正義の道にはいのちがある。その道筋には死がない。

第13章