箴言 9章

目次  第8章  第10章

9 1 知恵は自分の家を建て、七つの柱を据え、
9 2 いけにえをほふり、ぶどう酒に混ぜ物をし、その食卓も整え、
9 3 小娘にことづけて、町の高い所で告げさせた。
9 4 「わきまえのない者はだれでも、ここに来なさい。」と。また、思慮に欠けた者に言う。
9 5 「わたしの食事を食べに来なさい。わたしの混ぜ合わせたぶどう酒を飲み、
9 6 わきまえのないことを捨てて、生きなさい。悟りのある道を、まっすぐ歩みなさい。」と。
9 7 あざける者を戒める者は、自分が恥を受け、悪者を責める者は、自分が傷を受ける。
9 8 あざける者を責めるな。おそらく、彼はあなたを憎むだろう。知恵のある者を責めよ。そうすれば、彼はあなたを愛するだろう。
9 9 知恵のある者に与えよ。彼はますます知恵を得よう。正しい者を教えよ。彼は理解を深めよう。
9 10 主を恐れることは知恵の初め、聖なる方を知ることは悟りである。
9 11 わたしによって、あなたの日は多くなり、あなたのいのちの年は増すからだ。
9 12 もし、あなたが知恵を得れば、その知恵はあなたのものだ。もし、あなたがこれをあざけるなら、あなただけが、その責任を負うことになる。
9 13 愚かな女は、騒がしく、わきまえがなく、何も知らない。
9 14 彼女は自分の家の戸口にすわり、町の高い所にある座にすわり、
9 15 まっすぐに歩いて行く往来の人を招いて言う。
9 16 「わきまえのない者はだれでもここに来なさい。」と。また思慮に欠けた者に向かって、彼女は言う。
9 17 「盗んだ水は甘く、こっそり食べる食べ物はうまい。」と。
9 18 しかしその人は、そこに死者の霊がいることを、彼女の客がよみの深みにいることを、知らない。

第10章