ヨブ記 17章

目次  第16章  第18章

17 1 私の霊は乱れ、私の日は尽き、私のものは墓場だけ。
17 2 しかも、あざける者らが、私とともにおり、私の目は彼らの敵意の中で夜を過ごす。
17 3 どうか、私を保証する者をあなたのそばに置いてください。ほかにだれか誓ってくれる者がありましょうか。
17 4 あなたが彼らの心を閉じて悟ることがないようにされたからです。それゆえ、あなたは彼らを高められないでしょう。
17 5 分け前を得るために友の告げ口をする者、その子らの目は衰え果てる。
17 6 神は私を民の物笑いとされた。私は顔につばきをかけられる者となった。
17 7 私の目は悲しみのためにかすみ、私のからだは影のようだ。
17 8 正しい者はこのことに驚き、罪のない者は神を敬わない者に向かって憤る。
17 9 義人は自分の道を保ち、手のきよい人は力を増し加える。
17 10 だが、あなたがたはみな、帰って来るがよい。私はあなたがたの中にひとりの知恵のある者も見いだすまい。
17 11 私の日は過ぎ去り、私の企て、私の心に抱いたことも破れ去った。
17 12 「夜は昼に変えられ、やみから光が近づく。」と言うが、
17 13 もし私が、よみを私の住みかとして望み、やみに私の寝床をのべ、
17 14 その穴に向かって、「おまえは私の父だ。」と言い、うじに向かって、「私の母、私の姉妹。」と言うのなら、
17 15 私の望みはいったいどこにあるのか。だれが、私の望みを見つけよう。
17 16 よみの深みに下っても、あるいは、共にちりの上に降りて行っても。

第18章