イザヤ書 24章

目次  第23章  第25章

24 1 見よ。主は地を荒れすたらせ、その面をくつがえして、その住民を散らされる。
24 2 民は祭司と等しくなり、奴隷はその主人と、女奴隷はその女主人と、買い手は売り手と、貸す者は借りる者と、債権者は債務者と等しくなる。
24 3 地は荒れに荒れ、全くかすめ奪われる。主がこのことばを語られたからである。
24 4 地は嘆き悲しみ、衰える。世界はしおれ、衰える。天も地とともにしおれる。
24 5 地はその住民によって汚された。彼らが律法を犯し、定めを変え、とこしえの契約を破ったからである。
24 6 それゆえ、のろいは地を食い尽くし、その地の住民は罪ある者とされる。それゆえ、地の住民は減り、わずかな者が残される。
24 7 新しいぶどう酒は嘆き悲しみ、ぶどうの木はしおれ、心楽しむ者はみな、ため息をつく。
24 8 陽気なタンバリンの音は終わり、はしゃぐ者の騒ぎもやみ、陽気な立琴の音も終わる。
24 9 歌いながらぶどう酒を飲むこともなく、強い酒を飲んでも、それは苦い。
24 10 乱れた都はこわされ、すべての家は閉ざされて、はいれない。
24 11 ちまたには、ぶどう酒はなく、悲しみの叫び。すべての喜びは薄れ、地の楽しみは取り去られる。
24 12 町はただ荒れ果てたままに残され、城門は打ち砕かれて荒れ果てる。
24 13 それは、世界の真中で、国々の民の間で、オリーブの木を打つときのように、ぶどうの取り入れが終わって、取り残しの実を集めるときのようになるからだ。
24 14 彼らは、声を張り上げて喜び歌い、海の向こうから主の威光をたたえて叫ぶ。
24 15 それゆえ、東の国々で主をあがめ、西の島々で、イスラエルの神、主の御名をあがめよ。
24 16 私たちは、「正しい者に誉れあれ。」という地の果てからのほめ歌を聞く。しかし、私は言った。「私はだめだ、私はだめだ。なんと私は不幸なことか。裏切る者は裏切り、裏切り者は、裏切り、裏切った。」
24 17 地上の住民よ。恐れと、落とし穴と、わなとがあなたにかけられ、
24 18 その恐れの叫びから逃げる者は、その落とし穴に落ち、落とし穴からはい上がる者は、そのわなに捕えられる。天の窓が開かれ、地の基が震えるからだ。
24 19 地は裂けに裂け、地はゆるぎにゆるぎ、地はよろめきによろめく。
24 20 地は酔いどれのように、ふらふら、ふらつき、仮小屋のように揺り動かされる。そのそむきの罪が地の上に重くのしかかり、地は倒れて、再び起き上がれない。
24 21 その日、主は天では天の大軍を、地では地上の王たちを罰せられる。
24 22 彼らは囚人が地下牢に集められるように集められ、牢獄に閉じ込められ、それから何年かたって後、罰せられる。
24 23 月ははずかしめを受け、日も恥を見る。万軍の主がシオンの山、エルサレムで王となり、栄光がその長老たちの前に輝くからである。

第25章