イザヤ書 17章

目次  第16章  第18章

17 1 ダマスコに対する宣告。見よ。ダマスコは取り去られて町でなくなり、廃墟となる。
17 2 アロエルの町々は捨てられて、家畜の群れのものとなり、群れはそこに伏すが、それを脅かす者もいなくなる。
17 3 エフライムは要塞を失い、ダマスコは王国を失う。アラムの残りの者は、イスラエル人の栄光のように扱われる。――万軍の主の御告げ。――
17 4 その日、ヤコブの栄光は衰え、その肉の脂肪はやせ細る。
17 5 刈り入れ人が立穂を集め、その腕が穂を刈り入れるときのように、レファイムの谷で落穂を拾うときのようになる。
17 6 オリーブを打ち落とすときのように、取り残された実がその中に残される。二つ三つのうれた実がこずえに、四つ五つが実りのある枝に残される。――イスラエルの神、主の御告げ。――
17 7 その日、人は自分を造られた方に目を向け、その目はイスラエルの聖なる方を見、
17 8 自分の手で造った祭壇に目を向けず、自分の指で造ったもの、アシェラ像や香の台を見もしない。
17 9 その日、その堅固な町々は、森の中の見捨てられた所のようになり、かつてイスラエル人によって捨てられた山の頂のようになり、そこは荒れ果てた地となる。
17 10 あなたが救いの神を忘れてあなたの力の岩を覚えていなかったからだ。 それで、あなたは好ましい植木を植え、他国のぶどうのつるをさす。
17 11 あなたが植えたものを育てるときに、朝、あなたの種を花咲かせても、病といやしがたい痛みの日に、その刈り入れは逃げうせる。
17 12 ああ。多くの国々の民がざわめき、――海のとどろきのように、ざわめいている。ああ、国民の騒ぎ、――大水の騒ぐように、騒いでいる。
17 13 国民は、大水が騒ぐように、騒いでいる。しかし、それをしかると、遠くへ逃げる。山の上で風に吹かれるもみがらのよう、つむじ風の前でうず巻くちりのように、彼らは吹き飛ばされる。
17 14 夕暮れには、見よ、突然の恐怖。夜明けの前に、彼らはいなくなる。これこそ、私たちから奪い取る者たちの分け前、私たちをかすめ奪う者たちの受ける割り当て。

第18章