イザヤ書 3章

目次  第2章  第4章

3 1 まことに、見よ、万軍の主、主は、エルサレムとユダから、ささえとたよりを除かれる。――すべて頼みのパン、すべて頼みの水、
3 2 勇士と戦士、さばきつかさと預言者、占い師と、長老、
3 3 五十人隊の長と高官、議官と賢い細工人、巧みにまじないをかける者。
3 4 わたしは、若い者たちを彼らのつかさとし、気まぐれ者に彼らを治めさせる。
3 5 民はおのおの、仲間同士で相しいたげ、若い者は年寄りに向かって高ぶり、身分の低い者は高貴な者に向かって高ぶる。
3 6 そのとき、人が父の家で、自分の兄弟をとらえて言う。「あなたは着る物を持っている。私たちの首領になってくれ。この乱れた世を、あなたの手で治めてくれ。」
3 7 その日、彼は声を張りあげて言う。「私は医者にはなれない。私の家にはパンもなく、着る物もない。私を民の首領にはしてくれるな。」
3 8 これはエルサレムがつまずき、ユダが倒れたからであり、彼らの舌と行ないとが主にそむき、主のご威光に逆らったからである。
3 9 彼らの顔つきが、そのことを表わしている。彼らは罪を、ソドムのように現わして、隠そうともしなかった。ああ、彼らにわざわいあれ。彼らは悪の報いを受けるからだ。
3 10 義人は幸いだと言え。彼らは、その行ないの実を食べる。
3 11 悪者にはわざわいあれ。わざわいが彼にふりかかり、その手の報いがふりかかる。
3 12 わが民よ。幼子が彼をしいたげ、女たちが彼を治める。わが民よ。あなたの指導者は迷わす者、あなたの歩む道をかき乱す。
3 13 主は論争するために立ち上がり、民をさばくために立つ。
3 14 主は民の長老たちや、民のつかさたちと、さばきの座にはいる。「あなたがたは、ぶどう畑を荒れすたらせ、貧しい者からかすめた物を、あなたがたの家に置いている。
3 15 なぜ、あなたがたは、わが民を砕き、貧しい者の顔をすりつぶすのか。――万軍の神、主の御告げ。――」
3 16 主は仰せられた。「シオンの娘たちは高ぶり、首を伸ばし、色目を使って歩き、足に鈴を鳴らしながら小またで歩いている。」それゆえ、
3 17 主はシオンの娘たちの頭の頂をかさぶただらけにし、主はその額をむき出しにされる。
3 18 その日、主はもろもろの飾り――足飾り、髪の輪飾り、三日月形の飾り物、
3 19 耳輪、腕輪、ベール、
3 20 頭飾り、くるぶしの鎖、飾り帯、香の入れ物、お守り札、
3 21 指輪、鼻輪、
3 22 礼服、羽織、外套、財布、
3 23 手鏡、亜麻布の着物、ターバン、かぶり物を除かれる。
3 24 こうして、良いかおりは腐ったにおいとなり、帯は荒なわ、結い上げた髪ははげ頭、晴れ着は荒布の腰巻きとなる。その美しさは焼け傷となる。
3 25 あなたの男たちは剣に倒れ、あなたの勇士たちは戦いに倒れ、
3 26 その門はみな、悲しみ嘆き、シオンはさびれ果てて地に座す。

第4章